埼玉西武ライオンズ・若林楽人選手が一軍の舞台でも勝負強さを発揮!「スカパー!月間サヨナラ賞」を初受賞
パ・リーグ 埼玉西武ライオンズ 若林楽人選手が、5月度の「スカパー!サヨナラ賞」を受賞した。この賞は、その月の全サヨナラ試合の中で、最も劇的なサヨナラ打を放った選手を称えたもの。 【写真を見る】サヨナラ打を放った瞬間の若林楽人選手 若林選手は、5月1日ベルーナドームで行われた対北海道日本ハム5回戦、1対1の同点で迎えた9回裏、二死二塁の場面で左翼席へ劇的なサヨナラ2点本塁打を放った。 埼玉西武は2回裏、若林選手のソロ本塁打で先制。投げては先発・松本投手が8回を投げ4安打1失点と好投するも、打線が追加点を奪えず、1対1の同点のまま9回裏を迎えた。一死からアギラー選手が中安打で出塁すると、代走・髙松選手がすかさず盗塁を決め、好機を演出。後続が倒れるも、二死二塁、一打サヨナラの場面で、2回裏に先制本塁打を放っている若林選手が打席に入る。初球、甘めに入った変化球を見事に捉えると、打球はファンが待つ左翼席へ飛び込み、劇的なサヨナラ2点本塁打となった。 4月20日のイースタン・リーグ、対東北楽天3回戦でもサヨナラ弾を放っていた若林選手。見事に一軍の舞台でも勝負強さを発揮し、チームを今季初のサヨナラ勝利に導く大仕事をやってのけた。 ――初受賞の感想を一言お願いいたします 「選んでいただいて本当に嬉しく思います」 ――直前まで連敗中でしたが、どんな気持ちで試合に臨まれていましたか? 「チームとしては勝ててなかったですけど、自分のプレーを最初の打席からできるようにっていうのを心がけて、試合に入ってました。」 ――9回裏・同点・2死2塁、どのようなお考えで打席に入られましたか? 「その日は1打席目もホームランを打てていたので、何とか今日は自分が決めようというか、打席が回ってくるとはずっと思ってたので、打てて良かったです」 ――ご自身で決めようと意識されていたんですね 「つなぐ意識ももちろんあったのですが、回ってくる準備はしていました」 ――2本のホームラン、初球から振りに行く事は決めていた? 「絞り玉もあったんですけど、前日から中村剛也さんが『形ばかりにこだわらず、攻める姿勢を大事にしよう』と言ってくださったので、その言葉を胸に、チャンスだったんで、本当に『気持ちで負けないように』って感じでした」 ――知り合いや友人から何かお祝いの言葉はありましたか? 「ありました。滅多にあることじゃないと思うので『見てたよ』っていうのは言っていただきました」 ――今シーズン、この先どんな形でチームに貢献をしたいですか? 「まだまだ諦めず最後まで戦い続けたいなと思ってるので、自分も力になれるように頑張りたいなと思ってます」 ――これまでの野球人生で、サヨナラにまつわる思い出とかエピソードはお持ちですか? 「ちょうど(サヨナラを打った)前の週ぐらいですかね、二軍でサヨナラホームランを打てて、まさかホームランになるとは思ってなかったですけど。その他にもサヨナラホームランでやられることが多かったので...。今回も打った瞬間ホームラン入ると思ってなくて、なのでヘルメットを脱ぐの早かったんですけど(笑)」 ――勝負メシやいつも好きで食べている物はありますか? 「ここ最近は米ですね。米!米を試合前に食べる。麺類じゃなくて米を食べる。ここ最近ですね。漢字で『気持ち』の気を米って書くときあるじゃないですか。『米』大事かなと思って、米食べてます」 ――スカパーで試合終了まで視聴し、応援してくださっているファンの方へ一言お願いいたします 「最後まで応援していただいて、いつもありがとうございます!」 ※月間スカパー!サヨナラ賞とは 月間を通じて最もインパクトのあるサヨナラ打等を放った選手に贈られる賞として2012年に制定。「試合終了最後の1球まで真剣勝負をお届けするスカパー!」から多くのファンに、プロ野球中継最大の魅力を伝えることができ、それがプロ野球界発展の一助となると考え、本賞へ協賛。 文=HOMINIS編集部
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