三笘薫が復活の“チーム初弾”&元英代表DFの一発退場誘発 プレミア3年目でフル稼働中【24年厳選】
三笘は今シーズン開幕節エバートン戦で大活躍した
イングランド1部ブライトンに所属する日本代表MF三笘薫は、今季プレミアリーグ17試合で3得点2アシストを記録して、チームの攻撃を牽引している。2024年のサッカー界では数々の衝撃シーンがあったなか、昨季終盤は負傷に苦しんだ三笘が、シーズン開幕戦でブライトンのシーズン初ゴールを挙げて健在ぶりを見せた場面に再脚光。三笘の活躍もあってブライトンは3年連続での開幕戦勝利を収めた。 【実際の映像】三笘薫が披露した鮮烈な高速ドリブル→カウンターのチーム第1号弾 三笘にとって昨季は悔しさの残るシーズンになった。クラブ史上初めてUEFAヨーロッパリーグ(EL)出場を決めたなかで、公式戦26試合で3得点5アシストを記録したが、シーズン後半戦は負傷に苦しめられて2月以降はプレーができなくなっていたからだ。 回復具合が心配された三笘だが、最後のリーグ戦出場から6か月ぶりに立った今季の開幕戦のエバートン戦では大活躍を見せる。前半25分にガンビア代表FWヤンクバ・ミンテのクロスに合わせて、チームのシーズン初ゴールを記録。プレミア3年目にして初めて開幕戦でゴールを記録した三笘は、チームがリードを3点に広げた後の後半21分には相手選手の退場を誘発して数的優位もチームにもたらした。この三笘の活躍もあって、ブライトンは3-0で開幕戦を制した。 今シーズンの三笘は、ここまでリーグ戦16試合に出場しているが、スタメン出場が15試合で10試合がフル出場。途中交代もすべて後半40分以降となっており、フル稼働していると言える。27歳と年齢的にもキャリアの最盛期に入っているといえる三笘が、2025年に入ってからどのような活躍を見せるか目が離せない。
FOOTBALL ZONE編集部