「妻の名前が…」 前戦Vの香妻陣一朗が使うボールに“愛妻家”な一面があふれていた
LIVゴルフを主戦場に戦っている香妻陣一朗が先週の国内ツアー「Sansan KBCオーガスタ」でツアー3勝目を挙げた。「両親や妻が喜んでくれる姿を見て、優勝できてよかったなと思いますし、素直にうれしかったです」と有観客になって初の優勝というのもあり、初めて家族の前で優勝できたことに喜びが込み上げた。 “愛妻”の気持ちがあふれたボール【写真】 香妻のキャディバッグをのぞいてみると、クラブはすべてキャロウェイ。使っているボールはスリクソンの『Z-STAR』で、2年弱愛用している。ボールナンバーは『07』でいつも同じ番号を使用しているという。『JINI』と『陣一朗』の2つのオウンネームタイプとなっていた。 実は『07』にはこだわりがある。「僕が7月7日生まれなのと、妻の名前が玲奈なので」。自分の誕生日と、奥様・玲奈さん（モデルの武井玲奈さん）でレ＝0、ナ＝7の『07』にしている。愛妻家な一面を見せた。 そんな玲奈さんについて聞いてみると「息子の面倒もよく見てくれて。そこに気を使わなくていいくらいの動きをしてくれる。色々な国に行って、子どもと妻を残して、家のことを気にせずにゴルフができているのは妻のおかげもあるので、こうやってゴルフができていることに感謝しています」と海外転戦の支えになっている。 ちなみに玲奈さんは、香妻のことを話すとき「尊敬です」と切り出した。「仕事に対する気持ちや姿勢はもちろんなんですけど、仕事も完ぺきで家族のこともすごく大事にしてくれて私生活も尊敬するところばかりで…。本当に主人の家族になれて幸せです」と満面の笑みで教えてくれた。香妻は自宅にいるときは掃除や洗濯などの家事を行っているという。家庭的なところもあるようだ。 今週は山梨県の富士桜カントリー倶楽部で開催される「フジサンケイクラシック」。先週は自身が納得のいく内容とスコアで勝てなかったことに悔いを残していた。今回は「気持ちよく勝つというところを目指したい」と意気込む。LIVの個人最終戦「LIVゴルフ第13戦 at シカゴ」（9月13～15日）を前に、納得のできる結果で終えたい。（文・高木彩音）
