【平和島ボート・サンスポ杯 東京ダービー】平和島のフレッシュルーキー仲航太が逆襲
デビュー2度目の優勝へピッチを上げる。仲が2日目1Rで逃げ快勝。初日は4、6着に敗れていただけに、巻き返しに成功した。 「ホッとしました。2Rの1号艇が(師匠の)広瀬さんだったので、何とかいい流れを作りたかった」 師匠に最高のバトンを渡すべく「集中していきました」と冷静に振り返る。 その広瀬も弟子の期待に応えて逃走。言葉を交わさずとも思いが伝わっていたことは言うまでもない。 昨年11月の当地一般戦で6コースから待望のデビュー初V。「2025年も平和島のフレッシュルーキーに選出していただいた。今年も平和島でもう一回優勝したい」と狙うは当然、頂点のみだ。 タッグを組む26号機は2連対率40%(前検時)を誇る好調機。「1マークは良かった。でも、道中は乗り心地がもうちょっと。かかって前に進んでいく感じがまだ来ていない。進む感じにさせたい」とパワーを最大限に引きだすべく、ペラ調整に汗を流す。 「今年の目標はA級に上がること」 夢の実現へ3日目2、9Rも全力でレースに挑む。(加納空樹)