県庁で大津波を想定した避難訓練実施
11月5日は「津波防災の日」です。県庁では、大津波警報が発表されたことを想定した避難訓練が行われました。 館内放送で「訓練訓練、ただいま大津波警報が発表されました。10時30分頃に本庁舎付近に津波が到達する予想です」と呼びかけました。この避難訓練は、県内全域に非常に強い地震が発生し本島地方や大東島地方などに大津波警報が発表され、県庁に津波が到達する想定で行われました。 地震発生直後の総務部には、対策本部が立ち上がり、県庁1階から地下階にいる人々に館内放送で、上の階へ避難するよう呼びかけます。そして、参加者は、避難誘導員の指示に従い、階段を使用して4階の講堂に避難しました。 訓練の参加者は「津波が来るとき焦るんですよ、焦るのもあって避難が遅れたりするのでそれを踏まえて早めに行動するようにしてます」と話しました。 今回の訓練では、津波が到達する30分以内までに職員の避難が完了したという事で、県では、「今後も避難訓練を重ね職員の防災意識を高めていきたい」としています。