SUP・田口頼 メンタル最強!
7月22日(月)荘口彰久がパーソナリティを務める「ケーダッシュセカンドプレゼンツ 輝く未来のアスリート アスヤン!~若いアスリートを全力応援~」(ニッポン放送・毎週月曜21:00~21:30)が放送。 ゲストは田口頼(20) SUPを始めたのは、両親が出場した大会を見たことから。 主な成績は去年10月、第10回全日本SUP選手権大会RACE テクニカル&ディスタンスで優勝し、男子歴代最年少2冠達成。海外でも活躍中で、去年フランスで開催されたISA(国際サーフィン連盟)主催の世界選手権に相当する大会でテクニカルとディスタンスと国別団体で、 銅メダル。同年11 月にはICF(国際カヌー連盟)主催の世界選手権で団体テクニカルと団体ディスタンスで優勝。 現在、出身地の沖縄県を拠点にプロSUPアスリートとして活動中だ。
さらに、金子ケニーも出演。 全日本チャンピオンに4回輝き、2019年にハワイで開催された世界大会で日本選手として初の3位など輝かしい実績を残し、田口が幼い頃から憧れてきたレジェンド。 現在は、神奈川・葉山町を拠点に海と自然の素晴らしさをより多くの人に届ける活動に取り組んでいる。
今回、SUPとはどんな競技か?さらに田口の強みなどを伺った。 荘口: 田口選手。今沖縄にいらっしゃるんですか? 田口:はい、そうです。大会がない時は常に沖縄で練習したりしています。車で5分くらいのところに海があります。 荘口:金子さん。改めて競技のSUPについて教えてください。 金子:SUPというと普通、海の上に浮かんで気持ちよく太陽を浴びて、というイメージだと思いますが、田口選手がやっているのは陸上競技、マラソンとかと同じで、ボードの上に立ってスピードを競い合うものです。マラソンは陸の上でやりますけど、SUPは穏やかな海面の時もあれば、荒れた海の上でもやる時があります。ものすごく自然の力を見極めてレースをする、という知識が必要ですね。 荘口:田口選手、本番中はどんなことに気をつけて試合を進めていますか? 田口:やっぱり、気を抜かないことです。落水だとかターンでちょっとミスるとか簡単にどんでん返しが起こるスポーツなので。でも逆に言えば自分がミスしても他の選手もミスする可能性もあるので、あきらめなければ追いつけたり順位が一気にガラッと入れ替わったりする競技なので、なるべく気を抜かずにどれだけ自分が先に行っていても油断せず、というのは気をつけています。 荘口:試合前のルーティンは? 田口:曲を聞いたりとかもありますけど、大会1~2ヶ月くらい前からイメージをします。練習中にレース展開をひたすらイメージしたりとか。あとは、短距離種目の時は頭にバンダナをいつも巻いて臨んでいます。 荘口:それでは、ここだけは誰にも負けない!という部分は? 田口:意外と自分、メンタルが最強だと思っています。自分で言えるくらい強いと思っていて、大会とかでほぼほぼ緊張しないんです。楽しい、という気持ちが勝って。レース中もどんなに負けていてもめちゃくちゃ楽しくて。最後まであきらめずに漕ぐ、それで何回も挽回して優勝したり良い順位に持っていったりしてきました。なのでメンタルは強いです。