“セクシー・クイーン”アン・シネが現役引退「次のステップに進みたい」
<ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン 最終日◇22日◇利府ゴルフ倶楽部(宮城県)◇6638ヤード・パー72> セクシーウェアの数々… アン・シネ写真集 “セクシー・クイーン”ことアン・シネ(韓国)が現役引退を表明した。「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」の最終ラウンドを終えた後、報道陣の取材で明らかになった。 シネは1990年生まれの33歳。2017年の「ワールドレディスサロンパスカップ」で日本ツアーデビューし、その後は主戦場を韓国から日本に移した。19年にはプロテストに合格し、正式に日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の会員となった。最高順位は今年3月の「アクサレディス」で記録した10位タイ。 「コロナの影響で日本に来ることができなかったので、しばらく悔いが残っていた。去年準備をして、今年チャレンジをして。うまくいって日本ツアーに出場ができた」。今年、5年ぶりに日本ツアー復帰。多くのファンから声援を受けた日本が引退の地となった。 さらに父が母国で闘病生活を続けていることもあり、家族との時間を作るために競技から退くことを決断した。 「自分もセカンドキャリアを考える年齢。次のステップに進みたい。これまでたくさんの方に応援してもらった。感謝の気持ちを述べたかった」 今季はここまで15試合に出場し、メルセデス・ランキングは98位につけていた。今後は日本・韓国ともにツアー出場をする予定はないため、今大会が引退試合となった。