なぜ? 中学校に「イノシシの頭2つ」 前日に猟友会が森で駆除…地中に 神戸市
日テレNEWS
兵庫県神戸市で12日、中学校の教師から警察に「イノシシの頭がある」と1本の通報が入りました。 ◇ 12日午後1時半頃、神戸市の長峰中学校で巡回していた教師が、イノシシの頭部が2つ置かれているのを見つけました。グラウンドの隅にある陸上競技などを行う砂場に、無造作に置かれていたといいます。 警察によると、頭部はいずれもイノシシの子どものものとみられ、刃物のようなもので切断された痕がありましたが、周りに胴体部分や血痕はなく、刃物も見つかっていないということです。 長峰中学校は住宅街に隣接し、背後は山と接しています。現場付近では、イノシシがよく出没するといいます。 警察が調べたところ、新たな事実が判明しました。11日、地元の猟友会が大人のイノシシ1頭と子どものイノシシ3頭を近くの森の中で駆除し、頭部などを切断して地中に埋めていたことが分かりました。 警察は、別の動物がイノシシの頭部を地中から掘り起こし、グラウンドまで運んできた可能性が高いとみて、当時の状況を調べています。