70代、キッチンの空間は「小さく、軽く、少なく」。料理がラクになった
ラクな自炊の秘訣は、スッキリ空間をキープすること
70オーバーのシニアにとって、食事の準備はなかなか大変。揚げ物をやめたくらいでは、しんどさは解消しないかもしれない。でも、調理に取りかかる前に片づけという仕事がなければ、しんどさは相当に減るはずです。 わが家の場合、キッチンの脇を通らないとトイレ・洗面所に行けない間取りのため、自然にキッチンは片づけるクセがつきました。前に住んでいた家は、キッチンが独立していてリビングから見えなかったので、正直なところ今より散らかってたかな。 だから、最初この中古物件に越した頃は「面倒だな」と思うことが多かったけれど、片づけ慣れをした今は「すぐに調理に入れるからラク」と思えるようになりました。 なるべくスッキリした空間をキープしておくことで「始めるか」と食材やまな板やザルなどを即出せるのが、ラクに自炊する秘訣のようです。三角コーナーも洗い桶も水きりカゴも、ずいぶん前にやめました。代わりに布巾や手ぬぐい、穴あきのポリ袋を使っています。 全体的に「小さく、軽く、少なく」をやったら、キッチンの空間が「広く、動きやすく、片づく」というように効果が大で、ラクラク料理ができるように。今ではキッチンで「ヨッコラショ」という回数が、格段に減ったはず!
ESSEonline編集部