三遠ネオフェニックスを牽引した大浦颯太のステップアップ(後編)「自分で決め切る力をもっと伸ばしていかないといけない」
「日本代表選手として活動することが目標」
――昨シーズンの結果を受けて、今シーズンの目標は優勝だと思いますが、そこに向けて何が必要になっていきますか? コーチ陣からも言われますし、アナリストからの情報提供も受けていますが、リバウンドで勝敗が左右されることが多いです。実際、チャンピオンシップもそれが敗因の一つでした。リバウンドは、自分たちでコントロールできることだと思っていて、しっかりコントロールしていかないと勝てる試合も勝てなくなってしまうので意識して取り組んでいます。あとは自分たちのバスケットをオフェンスでもディフェンスでも変わらずにやっていくことが重要です。今シーズンはサイズアップしたので、今までやってきたことも相手としては攻め辛くなるかなと感じています。 ――確かに三遠のバスケットではポイントガードもディフェンスリバウンドを求められるのではないかと思います。 ディフェンスリバウンドは全員で頑張って取りにいきます。サイズアップしたとは言え、誰か1人が飛び抜けて大きい訳ではなく、昨シーズンよりウイング陣が少し大きくなっただけなので。全員で取りに行かないと取れないですし、誰か1人がさぼってしまうと取られてしまうので、小さいも大きいも関係なく全員で意識してリバウンドに取り組んでいます。 ――新シーズンに限らず、将来を見据えてどのような目標を持っていますか? このオフは日本代表のディベロップメントキャンプに参加させてもらう機会がありました。自分の中では良いきっかけとなったので、日本代表選手として活動することが目標でもあります。 ――最後に応援してくださってる方へのメッセージをお願いします。 昨シーズンはチャンピオンシップで自分たちの思うような結果が出せなかったのですが、それでもレギュラーシーズン終盤に向けてブースターの方たちの声援や、ホームゲームに足を運んでくださる人数が増えてきて、プレーしながらも一緒に戦えている実感がありました。もっと地域から応援してもらえるためにも、まだまだ話題を生み出すことや、応援してもらえるチームにならなければいけません。僕たちだけでは目指せないので、ブースターの方たちと一緒に戦っていければと思います。今シーズンも引き続き、応援よろしくお願いします!
バスケット・カウント編集部
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