韓国ビューティーブランド「HERA」、日本に続きタイ進出…百貨店に1号店オープン
【08月31日 KOREA WAVE】韓国の大手化粧品企業アモーレパシフィックのビューティーブランド「ヘラ(HERA)」がタイ市場に公式に進出し、グローバル市場攻略を加速している。 ヘラは8月8日、タイのバンコク中心部に位置するショッピングエリアの一つであるチットロム地域の代表的な百貨店「セントラル・チットロム」に初めての店舗をオープンした。オープン当日には、グローバルメディアの関係者やインフルエンサーを含む200人以上が出席し、開店記念イベントを開催。ブランドの紹介や代表的なメイクアップルック、ビューティールーチンについての説明があった。 「セントラル・チットロム」では、タイ1号店のオープンに合わせて、ブランドのポップアップストアイベントも同時に実施された。 また、今年9月には、バンコクの超大型ショッピングモール「サイアムパラゴン」においてもポップアップストアを展開し、タイの消費者との接点を広げる計画だ。 さらに、タイ現地のマルチブランドショップ「イヴ・アンド・ボー」や「セフォラ」の主要店舗への出店も予定されている。 オフラインでの展開に加え、オンラインでも積極的にチャネルを拡大している。7月には、タイの代表的なオンラインショッピングプラットフォーム「ラザダ」にてブランドを発売し、今年後半には「ショッピー」や「ティックトックショップ」を通じても製品を提供する。 タイ市場では、ブランドを代表するクッションファンデーションやリップティント製品が主力商品として展開される。 ヘラの関係者は「昨年の日本での成功を受け、今回のタイ進出を通じて海外市場攻略を加速し、グローバルなラグジュアリーメイクアップブランドとしての地位を確立したい」と述べた。また、「美容トレンドに敏感で若年層の消費者層が厚いタイ市場において、ヘラが提供する代表的な製品と美的な世界観を通じて競争力を強化していく」と意気込んでいる。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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