【難読地名】30代女性が選ぶ「地元民しか読めない!」と思う千葉県の市町村名ランキング! 同率1位となったのは「印旛郡酒々井町」とどこ?
千葉県といえば、房総半島、成田国際空港、落花生などで知られる地域です。千葉県には一見すると読みにくい「難読」と感じる市町村名が数多く存在します。 【画像:ランキング17位~1位を見る】 ねとらぼでは、2024年4月20日から4月27日にかけて「『地元民しか読めない!』と思う千葉県の市町村名は?」というアンケートを実施していました。 本記事では寄せられた投票の中から「30代女性」の結果に絞ったランキングを紹介します。千葉県にある市町村の中で、30代女性から「地元民しか読めない!」と票を集めたのはどこだったのでしょうか。それでは、ランキングを見ていきましょう!
●第1位:印旛郡酒々井町(いんばぐんしすいまち)
第1位には、2つの街が選ばれました。1つ目の街は、「印旛郡酒々井町(いんばぐんしすいまち)」でした。千葉県北部に位置し、成田国際空港がある成田市に隣接。酒々井町は1889年の町村制施行時に誕生し、それ以来、市町村合併をせず、130年以上の歴史を持つ日本で最も古い町として、独自の歩みを続けています。 「酒々井」の名前は、「酒の井伝説」に基づいており、親孝行の息子がくんだ井戸の水が、酒に変わったという伝説が由来になっているといわれています。
●第1位:匝瑳市(そうさし)
同率の第1位は「匝瑳市(そうさし)」でした。2006年に八日市場市と野栄町が合併して誕生した、千葉県北東部に位置する街です。市の中心部にはJR総武本線と国道126号が東西に走り、南部には美しい九十九里海岸が広がっています。 「匝瑳」という地名の由来は、平安時代の歴史書『続日本後紀』によれば、5~6世紀に物部小事が朝廷から与えられた下総国の一部を「匝瑳郡」とし、子孫が「物部匝瑳氏」を名乗ったことに由来するとされています。また、地名の語源には、「さふさ」が美しい麻の取れる土地を意味する説や、下総国11郡中で最大の郡であったことに由来する説などがあります。
林田祐太郎