“五輪決勝史上最多”8ゴールの激闘を制したスペインが32年ぶりの金メダル デニア監督“采配ズバリ” 【サッカー男子】
◇パリオリンピック2024 サッカー男子 決勝 スペイン5-3フランス(大会15日目=日本時間10日、パルクデプランス) 【画像】男子サッカー 決勝トーナメント表 サッカー男子決勝が行われ、スペインが5対3でフランスを下し、1992年バルセロナオリンピック以来32年ぶりの金メダルを獲得しました。 アンリ監督率いるフランスと対戦したスペインは、前半11分に攻め込まれると、DFがクリアミス。こぼれ球に反応したエンゾ・ミヨ選手に決められ、先制ゴールを許します。 しかし、その後はスペインがゴールラッシュ。前半18分から28分の10分間で怒とうの3ゴールを奪い、3対1と2点リードで前半を終えます。 後半は終盤までこう着状態となりますが、後半34分にフランスのマヌ・アクリュシュ選手にゴールを決められ、1点差に詰め寄られると、後半アディショナルタイムにペナルティーエリア内で痛恨のファウル。このPKをジャンフィリップ・マテタ選手に決められ土壇場で同点に追いつかれます。 試合は延長戦にもつれ込みますが、延長前半10分、後半終了間際に投入されたセルヒオ・カメロ選手が勝ち越しゴール。さらに、延長後半アディショナルタイムにも追加点となるゴールを奪ったカメロ選手。決勝まで今大会ノーゴールでしたが、サンティ・デニア監督の起用に応える活躍をみせました。 オリンピック決勝史上最多の8ゴールが生まれた激闘を5対3で制したスペイン。バルセロナオリンピック以来32年ぶりの優勝でサッカー男子は幕を閉じました。