マツダが8車種と最多、米IIHS最高の安全性評価「トップセーフティピック+」獲得
マツダの米国部門は、2024年に8車種が道路安全保険協会(IIHS)から最高の自動車安全性評価「トップセーフティピック+」を受賞したと発表した。最高評価が8車種という結果は、マツダが他のブランドを上回る「トップセーフティピック+」を獲得したことになる。 米IIHSで最高の安全性評価となったマツダ車 最高評価の「トップセーフティピック+」を獲得したマツダ車には、新型SUVの『CX-70』および同プラグインハイブリッド(PHEV)版が含まれる。また、2025年モデルの『CX-50』とその新型ハイブリッド版も、2024年モデルの改良後に再テストを受け、歩行者前面衝突防止性能の向上により「トップセーフティピック+」の評価を維持した。 これらに加え、2024-2025年モデルの『マツダ3セダン』、『マツダ3ハッチバック』、『CX-30』、『CX-90』、および『CX-90 PHEV』も「トップセーフティピック+」を獲得している。 2024年の「トップセーフティピック+」を獲得するには、小型オーバーラップ前面衝突テストと更新された側面衝突テストで「良好」の評価を得る必要がある。さらに、後部座席の安全性を重視した新しい中型オーバーラップ前面衝突テストでは「許容可能」または「良好」の評価が求められる。 加えて、歩行者前面衝突防止評価で「許容可能」または「良好」の評価を得ることも条件となっている。また、全てのトリムレベルで「許容可能」または「良好」と評価されるヘッドライトを装備していなければならない。 マツダの広範なラインナップがこれらの厳格な基準を満たしたことは、同社の安全技術開発への継続的な取り組みを示している。特にCX-70とCX-50シリーズの高評価は、マツダの最新モデルが高い安全性能を備えていることを証明している。
レスポンス 森脇稔