【阪神JF】メイデイレディのリー調教師が栗東トレセン視察 ドウデュースを称賛「いい馬体」
「阪神JF・G1」(8日、京都) 阪神JFに外国調教馬として初めて出走するメイデイレディ(牝2歳・米国)を管理するジョセフ・リー調教師(62)=米国=が5日、栗東トレセンを視察した。調教スタンドや各種トラックなど調教施設の他、角田厩舎と友道厩舎も訪問した。 トレセンの感想を問われたリー調教師は「以前、訪れた時にもすごい施設だと思ったけど、やはり今回もすごいと感じた。アメリカ人は日本に来て勉強するべき」と熱弁。その理由について「長くなり過ぎるので時間が足りない」と報道陣を笑わせつつ、「自分自身は調教前のウオームアップを大事にしたい。そのためのリングを選べるのは大きい。アメリカは一つのトラックでウオームアップも調教もしなければならない。馬をリラックスさせて落ち着かせるのも大事なこと。それが日本の方ができると思う」と語った。 友道厩舎ではG1・5勝馬ドウデュースも視察。「検疫のため遠目でしか見ていないが、いいサイズでいい馬体。カラーも良かった」と称賛した。 2日の京都競馬場で最終追いを追えたメイデイレディの状態については、「追い切りした後もとてもいい雰囲気。食べっぷりも良くて、とてもいい状態でいます。私自身すごくいい馬だと思っているのでベストの走りを見せたいです」と自信を見せていた。