アパートの一室で69歳男性が死亡 木製の“孫の手”で殴るなどしてケガさせた疑いで住人の70歳男を逮捕
名古屋市中村区のアパートの一室で12月9日夕方、住人の69歳の男性が死亡しているのが見つかりました。警察は男性に暴行を加え、ケガをさせた疑いで同じアパートに住む70歳の男を逮捕し、死亡との関連を慎重に調べています。 【動画を見る】いつもの時間に喫煙場所に来ず発覚…アパートの一室で住人の男性死亡 頭部に外傷あり別の住人から事情聴く 逮捕されたのは、名古屋市中村区に住む無職の斉田勝彦容疑者(70)です。 警察によりますと斉田容疑者は、9日午前11時半ごろから午後3時ごろまでの間に、同じアパートに住む渥美光秀さん(69)を、木製の孫の手で複数回殴るなど暴行し、ケガをさせた傷害の疑いが持たれています。 午後5時15分ごろ、部屋を訪ねてきた知人が、渥美さんがベッドで倒れているのを見つけ、渥美さんは病院に搬送されましたが、午後6時半頃、死亡が確認されました。 通報を受けた警察がアパートの住人に聞き込みをし、斉田容疑者が浮上したため事情を聴いたところ、渥美さんに暴行したことを供述したということです。 斉田容疑者は傷害の容疑について「間違いありません」と認めていて、警察は渥美さんの死亡との因果関係を司法解剖するなどして慎重に調べることにしています。