ドジャースに痛手 左脚負傷交代のロハス「あす注射を打って様子見る」ロバーツ監督が信頼する精神的支柱 プレーオフ出場に影響も
「ドジャース4-3パドレス」(25日、ロサンゼルス) ドジャースタジアムがざわついた。四回に大谷の右越え適時二塁打で勝ち越しに成功した直後、ロバーツ監督とトレーナーがベンチから飛び出し、三塁まで進塁したベテラン内野手のロハスの方へ向かった。 塁上で脚の状態を確認。そのままプレーを継続したが、五回の守備で途中交代。球団広報から「左脚付け根の張り」と発表された。 試合後のクラブハウスで取材に応じたロハスは「ずっと痛みを抱えていた。正直に言うと、アトランタの最終戦(16日)はかなり良くなかった」と痛みを押して出場していたことを明かした。「あす痛み止めの注射かなにかを打つと思う。2、3日、様子を見てプレーオフに備えたい。最終戦(29日)の前に戻ることを目標にしている」とも話した。 メジャー11年目のロハスはロバーツ監督がチームリーダーとして全幅の信頼を寄せる選手。今季は複数の内野を守るユーティリティーからベッツの右翼再コンバートにより正遊撃手を任され、ここまで102試合に出場。打順は下位ながら打率・284をマークしている。 前日の試合では初回に死球を受け、2点リードの九回裏無死一、二塁の場面で三ゴロ三重殺を喫するなど、不運な出来事が続いている。