コインランドリーに85万円入った封筒 特殊詐欺の収益か 回収の疑いで男2人逮捕 沖縄県警
県警は2日、2024年9月に発生した2件の特殊詐欺(預貯金詐欺)事件に関与したとして、詐欺と窃盗、組織犯罪処罰法違反の容疑で、自称建築作業員の男(32)=那覇市=と、自称建設作業員の男(29)=同=を逮捕したと発表した。県警は捜査に支障があるとして認否を明らかにしていない。 集合住宅に侵入し、寝ている女性にわいせつ未遂 容疑で男を逮捕 浦添署 沖縄
県警は両容疑者が特殊詐欺で得た収益の回収役をしたとみている。 2件の特殊詐欺は24年9月19日に発生。還付金手続きを名目に、本島南部の高齢女性2人が役場や金融機関の職員をかたる人物にそれぞれキャッシュカードをだまし取られ、口座から合計150万円が引き出された。 県警は150万円のうち、南風原町のコインランドリーに何者かが置いた現金85万円在中の封筒を男らが回収し、犯罪収益を隠した疑いがあるとしている。 県警によると、男らは知人関係にある。特殊詐欺の「出し子」などをしたとして逮捕された男を捜査する過程で、男らが関与している疑いが浮上したという。自称建築作業員の男は24年12月31日、自称建設作業員の男は25年1月1日に逮捕された。
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