オリックス打線を翻弄した石川雅規選手の投球【立浪和義の超野球論】
石川ペースにハマった
41歳10カ月の石川が6回1失点[自責0]の好投で勝利投手に
11月24日、ナゴヤ球場での秋季キャンプから少し離れ、久びさにテレビ解説の仕事をさせていただきました。東京ドームでのヤクルト-オリックスの日本シリーズ第4戦です。まだまだ、新型コロナ禍での規制もあり、以前のように超満員というわけにはいきませんが、2万617人のファンの方が来場され、解説席からではありますが、シリーズ独特の熱気と緊張をひしひしと感じました。 先発はヤクルトが41歳の石川雅規選手、オリックスが23歳の山崎颯一郎選手で、年齢差もそうですが、身長差もある2人の対決となりました(石川が167cm、山崎が190cm)。 3戦までの日本シリーズを見ていて、終盤に試合が動く展開が多いという印象がありましたが、この試合は・・・
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週刊ベースボール