【RIZIN】皇治が芦澤竜誠の〝ヌルヌル体質〟証言「まあ、3回目やったら俺が勝つけどね」
格闘技イベント「RIZIN LANDMARK10」(17日、愛知・ポートメッセなごや)を前に、〝世界の田中〟こと皇治(35)が過去に2度敗れている因縁の相手・芦澤竜誠(29)の「ヌルヌル体質」を証言した。 同大会で〝ネコナマズ〟こと芦澤は昇侍(41)と対戦する。皇治は「弟」と呼ぶ青木真也を呼びつけ、自身の公式ユーチューブチャンネルの企画「ブラザーズチャンネル」を収録。その後取材に応じ、立ち技と総合格闘技(MMA)のルールで2度敗れている芦澤の試合を分析した。 ベテラン・昇侍との一戦は芦澤有利と断じつつ「芦澤って、体がめっちゃスベるんすよ」と指摘。その特異な体質は7月の対戦で感じていたというが、「負けて言うのカッコ悪いから言わへんかった」という。 しかし当の芦澤が公開練習で美肌を自慢しつつ「何もつけなくても汗かいたらヌルヌルだから。つかまれてもツルツル逃げるから」と口にしたことを受けて〝情報解禁〟した。皇治は「ほんまにナマズ。せやから昇侍君も簡単にはつかまれへんのちゃうかなと。懐も深いし、それで芦澤のKO勝ちもあるかもしれへん。バテてきたところにヒザとか」とメガネを光らせた。 これでエンジンが温まってきた皇治は「でもまあ、3回目やったら俺が勝つけどね」としゃべりを急加速だ。まさかの再々戦に意欲があるのか問われると「まあ、盛り上がるならね。っていうか(7月の)2回目の試合後、裏で『3回目やりましょう』って芦澤から言うてきたんやから。普通、逆やんか」と明かす。その上で「まあ、ホンマに3回目をやりたいんなら勝ち続けて上がって来いと(笑い)」と謎の上から目線で挑発だ。 さらに昇侍にも「『芦澤に勝ったら皇治とやりたい』とか言うてたでしょ。これも逆やん! 『皇治に勝ったら芦澤とやりたい』なら分かるけど。これが俺のカリスマ性やなあ…。まあ、昇侍君も俺とやりたかったら勝ち上がってこいと(笑い)。ああ、モテてしゃあない…」とわざとらしく両手を広げた。 冗談はさておき、ユーチューブの収録で青木から「偽物から本物に変わった唯一の男」と命名され、上機嫌の皇治は自らの次戦にも言及した。 7月の芦澤戦に続き、10月にはブアカーオ・バンチャメーク(タイ)と激闘を繰り広げただけにダメージが気になるところ。だが「全然ないです。(攻撃を)もらってないから。ここ大事。もらってないから」と強調する。 すでに練習を再開。「またタイミングでファンのために戦おうと思います。年末? 社長(榊原信行CEO)からは『仕事しようね』と言われてますけど、まだ決めてないです」とけむに巻きつつも、大みそかの「RIZIN DECADE」(さいたまスーパーアリーナ)への出場を否定しなかった。 経営者としても辣腕を振るう皇治は最後に「あとは通販会社も始めたんです。女性用のパンツを売ろうと思って」と告知。「僕は女性の味方なんで、ストレスのないパンツを作ろうと思うんです。散々脱がせてきたから、今度ははいてもらおうと思って(笑い)」と〝モテてしゃあないジョーク〟で締めくくるのだった。
前田聡