成績不振のマンC…ペップ、退任への“タイムリミット”を1カ月に設定「辞める時が来たと感じたら辞める」
マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、自身に課した“タイムリミット”を明かした。15日、イギリス紙『デイリー・メール』が同監督のコメントを伝えている。 2016年の指揮官就任以降、マンチェスター・シティに数多くのトロフィーをもたらしてきたグアルディオラ監督。昨シーズンは前人未到のプレミアリーグ4連覇を達成し、今シーズンも開幕公式戦14試合無敗と好調なスタートを見せていた。しかし、10月30日のカラバオ・カップ(EFLカップ)4回戦トッテナム戦での黒星から公式戦5連敗と大失速。直近10試合の成績は1勝2分7敗とかつてない不振に陥っており、プレミアリーグでは首位リヴァプールと9ポイント差の5位に転落している。 先月にクラブとの契約を2年間延長したばかりのグアルディオラ監督だが、直近の結果が自身の睡眠と食生活に悪影響を与えていると告白。精神状態については「最悪」と語っており、苦境に追い込まれた状況でマンチェスター・シティは現地時間15日にマンチェスター・ユナイテッドとの“マンチェスター・ダービー”を迎える。 そんななか、スペイン人指揮官が新たに自らの進退について言及。「辞める時が来たと感じたら辞める」と述べつつ「負けて、負けて、さらにあと1カ月負け続けたら『こういうことは他の誰かが解決しないといけない』と私は言うだろう」と退任の可能性を示唆した。 グアルディオラ監督が課した“タイムリミット”は1カ月。マンチェスター・シティはその期間中にマンチェスター・ユナイテッド、アストン・ヴィラ、エヴァートン、レスター、ウェストハム、サルフォード・シティ、ブレントフォードとの対戦を予定しているが、プレミア王者は再浮上のきっかけを掴めるのだろうか。
SOCCER KING