【大村ボート(ミッドナイト)一般】田中宏樹「面白いレースを提供したい」最終日こそまくり一撃だ
<4日・大村ボート・4日目> 【記者コラム・造田大の大勝負】 田中宏樹(36)=福岡・116期=が最終日も見せ場を作る。4日目8Rは2コースから差して2着。4日目まで未勝利が続いているが、舟足は「伸びはいい部類でバランスが取れている」と好仕上がりだ。 【ボートレースPGⅠ第1回スピードクイーンメモリアル出場者表】 近況は伸び型の調整で売り出し中だ。「2年前の夏に江戸川で新しいペラを試したら超伸びた。それを違う場でも試している」というのがきっかけ。「菅章哉さんはチルト3度が基本みたいですけど、自分はピット離れも持たせたい。菅さんみたいにコースは入れてくれないでしょうから。1度や05とか、柔軟に使い分けていきたい」と独自の路線で伸び型を追求中だ。 「面白いレースを提供したいですよね。やっぱりまくりは見て分かりやすいですもん。穴で買いたいレーサーを目指しています」。今節はまだ飛び出していない田中のまくり。最終日こそファンのために虎視たんたんと一撃を狙っていく。▼6Rは6号艇の原田幸哉がコース取りで動いてきそう。内の深い進入をよそにまくりを決める。4―136―136。 ▼12R(村上遼) 「優勝のチャンスもあると思う」と伸びに好感触。村上が3カドに引いての一発に期待。3―45―1245。