小池都知事が記者会見4月17日(全文2完)コロナとの戦いは始まったばかり
過去最多の感染者となったことの受け止めは?
日本テレビ:201人の受け止め、過去最多の受け止めを。 小池:いや、もうそれは200人など超えてほしくないという思いでしたけれども、ついに200を超えてしまったかということであります。また、検査のほうも増やしておりますので、その結果にも重なってくるかと思いますが、それに対しましては先ほどもご紹介いたしましたように、ホテルの確保なども進めておりますので、これらによって医療崩壊を招かないようにいろいろなチャネルでこの感染症の防止の策を実践していきたいと思っております。 週末、どうぞ皆さん不要不急の外出はお控えください。そして実はこの日本において、また東京において、コロナウイルスとの戦いというのは始まったばかりでありまして、自粛疲れというのはまだ早いというのは現実だと思っていただきたいと存じます。NHKさん。
休業事業者への呼びかけ、メッセージがあれば
NHK:NHKの早川です。東京都が休業を要請する業態や施設の公表をされてから今日で1週間です。1週間都内の協力の様子を見ての知事のご感想と、あと事業者にとってはあすから休業や営業時間の短縮などの取り組みというのが2週目に入るわけなんですけれども、さらなる呼び掛けやメッセージがあればお聞かせください。 小池:基本的に協力金をお出しする相手、対象でございますけれども、お店をやっておられる方々が全面休業にご協力いただいた方々であります。飲食店など時間的な制限などもございます。ただ、だけど生きていかなくちゃいけないんだよということで、協力金もそうでありますが、一方でいろんな工夫もされている。そしてその中で特に飲食店の皆さま方には、例えばテイクアウトであるとか、さらには、なんて言うんですか。配っていく。 NHK:デリバリー。 小池:そうそう、ごめんなさい。デリバリーなど、これまでやったことがないという方々に対してはさまざまなアドバイス、そしてそのサポートを行わせていただいているということです。これも今回の緊急、第4弾の対策の中にも盛り込まれております。 今回の協力金は単に休業というだけではなく、お仕事を続けていただくという、そのためのいわゆるBCPにも入るかと、このように考えております。東京の街のにぎわいをつくってくださっていた方々を、これによって応援ができるように、このようにしていきたいと考えておりますが、この週末、どうぞ皆さんのご協力をお願いしたいと思いますし、また今後のちょうどゴールデンウィークのときですから、企業の方々もすでにどのようにして社員の、よくありますよね。今年のゴールデンウィーク、どこそこの企業は13連休だとか、経営方針としてそういうのを打ち立てられる、そういうちょうどタイミングだろうと思いますが、コロナということについて、このゴールデンウィーク前に企業の方針としてしっかりと対策を打ち出していただいて、ご協力をお願いしたいと思います。 いろいろ、お店によって大変工夫もされているということも垣間見ておりますので、ぜひ工夫をしながら感染症の拡大防止に、ぜひともご協力をいただきたいと、こう思っております。日刊さん?