【全日本大学駅伝】駒大・篠原 7区で意地の区間賞 3位浮上で最終8区へ
◇全日本大学駅伝(2024年11月3日 熱田神宮~伊勢神宮の8区間106・8キロ) 史上初の5連覇を狙う駒大の7区(17・6キロ)は当日変更でエースの篠原倖太朗(4年)が駆けた。 チームは序盤の出遅れが響き、タスキを受けた時には首位の青学大と2分47秒、2位・国学院大とは2分51秒差の5位。前だけを見据えて駆けて3位に浮上した。意地の走りで青学大・太田蒼生(4年)、国学院大・平林清澄(4年)を上回り区間賞を獲得した。 22―23年に出雲、全日本、箱根の大学駅3冠を達成。23―24年の昨季は、前人未到の2季連続3冠を狙ったが、出雲、全日本を制した後の箱根が2位に終わった。 今季は10月の出雲で国学院とのアンカー決戦に敗れて2位。藤田監督は「強い気持ちで一案となって(5連覇を)目指していきたい」と闘志を高めていた。