【巨人】渡辺恒雄氏が肺炎のため98歳で死去 大きな影響力で球界をけん引
読売新聞グループ本社代表取締役主筆の渡辺恒雄氏が19日未明に肺炎のため、都内の病院で死去したことを同社が発表した。98歳だった。 渡辺氏は東京都生まれ。東京大学卒業後の1950年に読売新聞社に入社すると政治部記者として活躍。政治部長、論説委員長などを経て、85年からは主筆を務めている。 巨人軍のトップとしてもチームをけん引し、92年の秋には長嶋茂雄監督の再登板を決断。また、プロ野球界全体にも大きな影響力を持った同氏は、ドラフトの逆指名制度の創設や、FA制度の整備に尽力。96年12月には巨人オーナーに就任するなど、球界に大きな影響力を持つ人物として知られていた。
東スポWEB