ケイン不在の影響大も…冬の代役補強はなしか「バイエルンも金満ではない」
バイエルンのマックス・エバールSD(スポーツ・ディレクター)が、イングランド代表FWハリー・ケインの代役を1月の移籍市場で獲得しないことを明言した。14日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が報じた。 今シーズンの公式戦で19試合に出場して20得点を挙げているケインは、11月末のドルトムント戦で右ハムストリングを負傷した。エースが直近の公式戦4試合を欠場するなか、バイエルンは3日のDFBポカール3回戦レヴァークーゼン戦、14日のブンデスリーガ第14節マインツ戦で攻撃力不足を露呈して敗れた。 ケインの代役となる選手の必要性が指摘されるなか、リーグ戦今季初黒星となったマインツ戦後、エバールSDが1月の補強戦略に言及。「私たちには目標達成に向けて十分なクオリティを備えた選手たちが揃っている。俗っぽい言い方をすると、バイエルンも金満ではない。私たちは常に経済面を重視している」と、財政面も考慮してケインの代役を獲得しない予定だと明かした。 2位レヴァークーゼンとの勝ち点差を「4」に縮められた首位バイエルンは、20日の年内最終戦でライプツィヒとホームで対戦する。
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