イニエスタ、引退試合エル・クラシコ東京でバルセロナに勝利もたらす!後半ATに劇的オウンゴール誘発
アンドレス・イニエスタ引退試合「アミューズ EL CLÁSICO in TOKYO Presented by VITAS」のFCバルセロナ レジェンズvsレアルマドリード レジェンズが、15日に行われた。 【画像】「私にとって日本は大切な場所」イニエスタの引退試合が終了。“宿敵”レアル・マドリーから異例プレゼントも 2024年10月8日に現役引退を発表したアンドレス・イニエスタは、ヴィッセル神戸在籍時代に5年間を過ごした“第2の故郷”日本で引退試合を開催。味の素スタジアムにスーパースターが集い、FCバルセロナ レジェンズとレアルマドリード レジェンズが対戦した。 試合は序盤こそ様子見のような展開が続いたが10分にラウール・ブラボがアガス、14分にロベルト・カルロスがホセ・アマビスカに交代した頃から徐々に激化。15分にはイニエスタのスルーパスに抜け出したサビオラがボックス左からシュートを浴びせたがイケル・カシージャスに阻まれる。 31分、ボックス手前右のチャビがヒールでスルーパス。完全に意表を突いてリュドヴィク・ジュリが抜け出して折り返すと反応したハビエル・サビオラが難なく沈めた。 折り返して迎えた後半は互いに選手が入れ替わる中でカシージャスやリバウドらが下がる際にスタジアムでは盛大な拍手が巻き起こる。その後、互いに決定機がなかなか訪れない中で69分にはボックス右に抜け出したエドウィン・コンゴがシュートを浴びせたが左ポストに阻まれる。 それでもバルセロナが試合を支配する時間が続くが、78分にレアル・マドリーが反撃。ボックス内でハイボールを競り合ったコンゴがラファエル・マルケスと交錯してPKの判定に。キッカーのハビエル・バルボアが沈めて同点とする。 そして後半AT、FKの流れから左サイドでボールを持ったイニエスタがクロス。ボックス内で混戦が起こる中でボールがゴールに吸い込まれると、直後に試合が終了してバルセロナが2-1でエル・クラシコを制した。イニエスタは、この引退試合で決勝点を誘発して勝利の立役者となっている。