【MLB】ヤンキース大勝で2年ぶりの地区優勝へマジックナンバー「3」 ジャッジは54号アーチを放つ
【ヤンキース10-0アスレチックス】@オークランド・コロシアム
日本時間9月22日、ヤンキースは敵地オークランド・コロシアムでのアスレチックス3連戦の2戦目を迎え、試合序盤から打線が機能して10対0で大勝。あすの最終戦を残して3連戦の勝ち越しを決め、地区優勝へのマジックナンバーは2つ減って「3」となった。ヤンキース先発のカルロス・ロドンは6イニングを5安打無失点に抑え、キャリアハイをさらに更新する16勝目(9敗)をマーク。アスレチックス先発のJP・シアーズは5回9安打6失点で降板し、12敗目(11勝)を喫した。 【動画】ヤンキースのアーロン・ジャッジが54号ソロを放つ ヤンキースは初回にジェイソン・ドミンゲスのタイムリーなどで2点を先制。2回表にアンソニー・ボルピーが12号ソロ、3回表にジャンカルロ・スタントンが26号3ランを放ち、6対0と大きくリードした。先発のロドンが6回5安打無失点の好投を見せると、7回表にはアーロン・ジャッジの54号ソロなどで一挙4点を追加し、10対0と一方的な展開に。2番手のマーク・ライターJr.と3番手のティム・メイザが合計3イニングをパーフェクトに抑えて完封リレーを完成させ、2年ぶりとなる地区優勝へのマジックナンバーを「3」とした。 ヤンキースのジャッジは5試合ぶりの一発となる54号ソロを放つなど、3打数2安打1打点1四球の活躍。今季の成績は打率.321、54本塁打、137打点、10盗塁、OPS1.144となった。きょうの54号ソロを加えて今季90長打&373塁打となり、これはともに大谷翔平(ドジャース)に次いでメジャー2位の数字。100長打と400塁打は、いずれも2001年にサミー・ソーサ、ルイス・ゴンザレス、バリー・ボンズ、トッド・ヘルトンの4人が記録したのが最後だが、ジャッジと大谷はこの2つの大台に到達することができるだろうか。