「こんなに酷いペップのチームは初めて」10戦7敗…マンU英雄も驚愕の超絶不調。ただ主将ブルーノはマンC戦へ油断ゼロ「関係ない」
「彼らは今、本当にプレッシャーにさらされている」
現地時間12月15日に開催されるプレミアリーグ第16節で、13位のマンチェスター・ユナイテッドは、4位のマンチェスター・シティと敵地で対戦する。 【画像】“世界一美しいフットボーラー”に認定されたクロアチア女子代表FW、マルコビッチの厳選ショット 新たにルベン・アモリム監督を迎えたユナイテッドは、新体制6試合で3勝1分2敗なのに対し、宿敵シティは直近10戦で1勝2分7敗。超が付く大苦戦を強いられている。 シティ在任9年目の名将、ジョゼップ・グアルディオラはかつてない危機にあり、ユナイテッドのレジェンドOBリオ・ファーディナンド氏も驚きを隠せないようだ。英公共放送『BBC』によれば、46歳の元イングランド代表DFは率直にこう語った。 「ここ数年、彼らが成し遂げてきた偉業を考えれば、我々はまだ驚かされることになるだろう。彼らは手強いチームで、プレミアリーグを4連覇した。非常に成功した歴史を持っている。こんなに酷いペップのチームは初めて見た。彼は活力を与え、フォームと自信を取り戻す方法を見つけなければならない。彼らは今、本当にプレッシャーにさらされている」 絶不調とはいえ、当然ながら、油断は一切できない。 ユナイテッドの主将ブルーノ・フェルナンデスはその点を十分に理解しており、「彼らが今この瞬間にどうであろうと、僕らにとっては何も変わらない」と覚悟を示した。 「相手はシティで、大きなダービーだ。ファンにとってどんな意味があるかは分かっているし、僕らにとっても大きな意味がある。だから、どこが相手かなんて考えずに、試合に出て勝つしかない。彼らはおそらく、周囲が期待しているほど勝てていないが、勢いは関係ない。試合に勝つために、相手を苦しめるために何ができるか、自分たちのことを考えなければならない。それだけだ」 プレミアリーグ4連覇中の宿敵を眠らせたままにしておけるか。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部