「今は信頼を築いている状態」カブス・今永昇太 4連勝&防御率ナ・リーグ2位にランクイン 守備でも好プレー光る
◇MLB カブス7-1レッドソックス(日本時間27日、フェンウェイ・パーク) 敵地でのレッドソックス戦に先発登板し、7回途中1失点の好投で負けなしの4連勝とした今永昇太投手。試合後、報道陣からのインタビューに応じました。 【画像】負け無し4連勝目を挙げたカブス・今永昇太投手 開幕から5試合に登板し27イニング2/3を投げ自責点はわずか3。防御率0.98はナ・リーグ2位にランクインしています。今永投手は「本当にうまく行き過ぎているところがある。信頼を積み重ねるというのは、信頼を崩すことよりも難しいことなので、今は信頼を築いている状態ではあるので、この信頼を一気に崩さないようにやりたいなと思います」とコメントしました。 前回登板では味方のエラーから失点を喫し、試合後には「投手の役目としてはエラーのランナーをかえさないこと。そこで野手との信頼関係が生まれると思う」と話していた今永投手。この日の試合でも5回2アウトからショートのダンスビー・スワンソン選手の送球エラーで得点圏にランナーを背負いますが、後続をライトフライに打ち取り無失点で切り抜けました。 この場面について取材陣から問われると「ダンスビーの送球エラーがあった後に、自分の中で口に出して言ったんですけど、『ここは絶対に抑える』っていうことを自分の中で唱えてその通りになった。試合後ダンスビーに、ものすごく『ごめんなさい』って謝られたんですけど、彼の守備に助けられたこともたくさんあるので、僕は決してそういったものに感情を出しちゃいけないと思いますし、そこを淡々と抑えることで今日1つまた信頼関係を結べたので、引き続きやりたいと思いますね」 と振り返りました。 また守備では、ピッチャーライナーに素早く反応しキャッチしたりセーフティーバントの処理からグラブトスでアウトにするなど随所で好フィールディングを見せた今永投手。「ああいうので流れが変わる試合を体験してきたので、あれができるとできないとでは、その後に要する球数も違うし試合の雰囲気も違うので。要所でそういう良いプレーが出て良かったなと思います」と守備への意識についても明かしました。