日本で1番「面積が大きい市区町村」がある都道府県はどこなのか 約2割の人が知っていた
日本で1番「面積が大きい市区町村」がある都道府県はどこかご存知でしょうか。 今回アンケートを取ったところ、全体の約2割が知っているということが分かりました。 ◆【写真2枚】面積の大きい市区町村ランキング 記事後半では。日本で1番「面積が大きい市区町村」がある都道府県の経済面について紹介します。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
日本で1番「面積が大きい市区町村」がある都道府県はどこなのか
LIMO編集部が全国の10歳代~60歳代の男女100名を対象に、「北海道」「岐阜県」「静岡県」「栃木県」の4択のうち、「日本で1番『面積が大きい市区町村』がある都道府県はどこでしょうか」というアンケートを取ったところ、全体の69%が北海道と回答。 次に多かったのが21%の岐阜県。そして8%の静岡県、2パーセントの栃木県という順番になりました。 各道県の面積は、北海道・8万3457.06平方キロメートル、岐阜県・1万0621.17平方キロメートル、静岡県・7780.60平方キロメートル、栃木県・6408.28平方キロメートルでした。
面積の大きい市区町村を見てみると…
国土地理院が公表している「市区町村別面積の順位 大小各20位」によると、1番面積が大きい市区町村は岐阜県高山市の2177.67平方キロメートルでした。実は東京都の2103.97平方キロメートルよりも大きいのです。 高山市は東西約81キロメートル、南北約55キロメートルの面積に約8万4000人(2023年12月時点)が暮らしています。森林率は92.1%で、最高標高は奥穂高岳の3190メートル、最低標高は上宝町吉野の436メートルです。 2番目に大きい市区町村は、静岡県浜松市の1558.04平方キロメートル(※)。そして北海道留別村の1450.24平方キロメートル(※)、栃木県日光市の1449.87平方キロメートルの順番となっています(※は参考値)。
岐阜県の県内総生産は8兆110億円
ここからは、岐阜県について紹介します。 日本のほぼ中央に位置する岐阜県には、約192万人が暮らしています。岐阜県北部の飛騨地域は、御嶽山、乗鞍岳、奥穂高岳といった、標高3000メートルを超える山々が連なっています。南部の美濃地域は、濃尾平野に木曽三川(木曽川、長良川、揖斐川)が流れ、長良川中流域は環境省認定の「名水百選」に選ばれるほどの清流です。 人口10万人以上の都市は、県庁所在地である岐阜市(約39万人)。大垣市(約15万人)、各務原市(約14万人)、多治見市(約10万人)となっています。 経済面を見てみると、2021年度の県内総生産は8兆110億円、経済成長率は4.0%。県民所得は6兆641億円、1人当たりの県民所得は309万2000円でした。 ●調査概要 ・調査日:2024年9月11日 ・調査人数:100人(全国の10歳代~60歳代)
参考資料
・クロス・マーケティング QiQUMO ・国土地理院「市区町村別面積の順位 大小各20位」 ・国土地理院「都道府県別面積の順位」 ・高山市「高山市の概要」 ・岐阜県「岐阜県の概要」 ・岐阜県「岐阜県の人口・世帯数月報202408」 ・岐阜県「令和3年度県民経済計算結果(詳報)」
小野田 裕太