Windowsの最新アップデートに注意!Wi-Fiトラブルに気づいたときの対処法
Known Issue Rollbackってなに?
Known Issue Rollbackは、ユーザーに余計な手間をかけさせることなく、OSに深刻な問題が発生した際に企業が対処できるようにする仕組みのこと。 この機能は2021年3月に初めて導入されましたが、2019年には既に使用されていました。KIRは、アップデート全体をロールバックせずに、Windows Updateの問題に対処できます。 基本的には、KIRはリリース済みのアップデートに対するサポートに対応し、これによって新しいコードに問題がある場合に備えて、アップデート後の古いコードを保持できるようになりました。 問題が発生した場合は、Microsoftは迅速に古いコードで新しいコードを置き換え、問題を解決に導きます。古いコードを保持するため、セキュリティの懸念がない非セキュリティアップデートにのみ、KIRを使用するとMicrosoftは述べています。
暫時的に行なった対応を元に戻すには?
公式の修正情報が公開されるまでは、ユーザーは問題を解決するためにほかの手段を頼らざるを得ませんでした。 そして彼らが最初に試みた解決策は、自分のアクセスポイントで802.11rを無効にすることだったのです。 これには、自分がどのブランドのルーターやアクセスポイントを使用しているかを特定し、そのデバイスに対する具体的な手順を調べる必要がありました。かつ、この方法は、自分のルーターに慣れておらず、OS内での作業が得意でない場合には推奨できないものでした。 2番目(かつ最も簡単な)の解決策は、Microsoftが問題を解決するまで単純にアップデートをアンインストールすること。 これは理想的な解決法ではありません。 なぜなら、このような性質のセキュリティアップデートは、悪意のある行為者がシステムにアクセスするために利用できる脆弱性を封じ込めるために設計されているから。 とはいえ残念ながら、当時はほかに選択肢はなかったのです。 Windowsアップデートを元に戻す方法 Windowsのアップデートを元に戻す場合は、スタートメニューを開いて「設定 > Windows Update > 更新の履歴 > 更新プラグラムをアンインストール」と進み、アンインストールしたいアップデートを選択して「アンインストール」をクリックしてください。 なお、コマンドプロンプトを使用してアップデートをアンインストールすることもできます。 これを行なうには、「wusa / uninstall /kb:KB5033375」と入力し、セキュリティパッチを完全に削除しましょう。 Source: Microsoft(1, 2, 3, 4, 5, 6, 7)
ライフハッカー・ジャパン編集部