雪のシーズン前に除雪機械出発式「大きくてびっくり」児童が乗車 除雪の大切さ学ぶ(島根・飯南町)
山陰中央テレビ
島根県飯南町で18日、除雪機械の出発式が行われました。 児童: 大きいな。すごい。 嶋村采音アナウンサー: 子どもたちが体験しているのは、これからの季節に大活躍する働く車です。実際に見ると大きいですね。 飯南町にある国交省松江国道事務所の除雪基地。除雪機械の点検、整備が終わり、町内4つの小学校の3・4年生、約30人が参加して出発式が行われました。 車の前に取り付けられた大きな板で路上の雪をかき分ける「除雪トラック」。 そして、回転する爪で雪をかき込み、道路脇に飛ばす「ロータリー除雪車」など、除雪用の機械10台が並び、児童たちが運転席に乗り込んだり、事務所の職員などから説明を受けながら、除雪作業の大切さについて学びました。 児童: 楽しかった。意外と楽に動かせそうだなと思った。 大きくて、背が高くてびっくり。将来はこの車に乗って働きたい。 国土交通省松江国道事務所・三浦倫秀事務所長 こういう機械や関係者を通して、除雪車の大切さを知ってほしい。今後もこういう機会を増やし、子どもたちに知ってもらいたい。 このあと児童の代表から、作業の安全を願うメッセージプレートが運転手に手渡されました。 この基地に配備された機械は、主に国道54号線で除雪や凍結防止の作業にあたることになっていて、松江国道事務所によると昨シーズンは除雪トラックなどが23日出動したということです。
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