保健政策・システム研究に特化した世界最大の国際会議「HSR2024」18日から長崎で開催《長崎》
NIB長崎国際テレビ
世界112か国の大学や国際機関などが参加する 世界最大規模の国際会議が来週、長崎市で開かれます。 期間中は、産学官が連携し 様々なおもてなしも行われるということです。 (長崎大学 熱帯医学・グローバルヘルス研究科 相賀裕嗣教授) 「我々今生きている世代の人間だけじゃなく、我々の次の世代、さらに次の世代への引き継がれるような持続可能なヘルスシステムを求めていく」 2年に1度開かれる「保健システムリサーチグローバルシンポジウム=HSR」は、保健医療システムや政策の分野で最も権威ある国際会議です。
日本では初めての開催となる8回目の今回は「公正で持続可能な保健システムの構築」をテーマに 5日間の日程で行われます。 各国の代表者のセッションのほか、“スタディツアー”と題して、五島市の「ドローンによる医薬品輸送」などの最先端な取り組みの紹介や、長崎原爆資料館の訪問が予定されています。 112か国から訪れる約1400人に対し、産学官が連携した様々な “おもてなし”も。
先進的な取り組みの企業の紹介する会場は、ランタンなどで装飾するほか、屋台での食事の提供や太鼓や龍踊などのパフォーマンスの披露が行われます。
(長崎大学グローバル連携機構 遠山峰司 教授) 「単なる開催にとどまらず、長崎市以外のところにも会議の成果を波及させる。長崎にとっても、うま味のある機会にできれば」 HSRは、18日からの5日間 長崎市の出島メッセ長崎で開催されます。