【写真：Getty Images】

　明治安田J1、J2リーグに負けじと、J3リーグも連日盛り上がりを見せている。そんな中で、今後J1やJ2の舞台にステップアップしていきそうな選手は誰なのか。今回は、J3リーグで活躍する23歳以下の超逸材選手をピックアップして紹介する。※成績は4月30日時点

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DF：市原吏音（いちはら・りおん） 所属クラブ：大宮アルディージャ 生年月日：2005年7月7日（18歳） 2024リーグ戦成績：9試合2得点1アシスト 　大宮アルディージャに所属するDF市原吏音は現在のJ3で最も注目されていると言っても過言ではない。今年19歳になる大型DFは、J3ではもはや規格外の選手だ。すでにJ2も経験しており、大宮のみならず、今後の日本代表での活躍も期待できる。 　大宮の下部組織出身である市原は、2022年2月に2種登録。翌年7月の天皇杯3回戦セレッソ大阪戦で、クラブ史上最年少となる18歳5日でトップチームデビューを果たした。昨季はチームがJ3に降格することになったが、自身はリーグ戦17試合に出場。昨季は昨年7月の栃木SC戦でのデビューから全試合にフル出場を果たした。 　各年代別のサッカー日本代表にも選出されている市原は、今年1月から2月にかけて行われたAFCアジアカップカタール2024にトレーニングパートナーとしてA代表に帯同した。 　高さを活かした空中戦は武器で、フィジカルの強い外国人選手と競り合っても当たり負けしない。さらに、ビルドアップ能力も優れており、長短のパスを使い分けながらチームの攻撃を組み立てることができる。ロングフィードも精確で、現代のCBに必要な能力を身につけている選手だ。