写真：ケータイ Watch

　NTTドコモは、一部のUIMカード（SIMカード）で、製造工程における不備で今後不具合が発生する可能性があると発表した。対象のドコモとOCN モバイル ONEのユーザーには、交換の案内が送付される。 【この記事に関する別の画像を見る】 　対象のUIMカードは、「ドコモUIMカードVer.6（ライトブルー）」で、2021年12月～22年10月製造分で「GD06」から始まる製造番号の一部カード。製造工程における一部処理の不足により、現在正常に利用できていても、今後不具合が発生し、通信できない状態になる可能性がある。 　影響数は、ドコモが約51万枚（うちOCN モバイル ONEが約18万枚）、ドコモ回線利用のMVNOが約42万枚。 　該当するUIM/SIMカードを利用しているユーザーには、ドコモユーザーは10月中旬頃から、OCN モバイル ONEユーザーは11月頃から案内はがきが送付される。交換は無償で実施され、カードの交換が完了する前に旧カードの返却を依頼することはないとしている。 　また、ドコモ回線を使用するMVNO事業者には、すでにドコモから説明しているといい、今後MVNO各社で対応方法などを検討していると説明。MVNO各社からの案内を待つよう案内している。なお、今回の事象でドコモからMVNOユーザーに直接連絡することはない。