チームによっては主力級? 巨人の現役ドラフト注目選手6人
大江竜聖
投打:左投左打 身長/体重:173cm/82kg 生年月日:1999年1月15日 経歴:二松学舎大付高 ドラフト:2016年ドラフト6位 現役ドラフト候補の一人として名前が上がるのが、サイド左腕の大江竜聖だ。 二松学舎大学付属高校では、1年時から甲子園のマウンドを経験した。2年春の選抜甲子園で1試合16奪三振の圧巻投球。将来性も期待され、ドラフト6位で読売ジャイアンツに入団した。 プロ入り後はなかなか1軍での登板機会が得られず、2020年からサイドスローに転向した。 これが転機となり、同年は43試合に登板して防御率3.11をマークするなど、飛躍のシーズンとなった。 今季は32試合登板で防御率4.09と一定の働きは見せたが、首脳陣の信頼を勝ち取るにはやや寂しい数字に。現役ドラフトの対象となれば、補強ポイントに合致するチームも多いだろう。
平内龍太
投打:右投右打 身長/体重:185cm/99kg 生年月日:1998年8月1日 経歴:神戸国際大付高 – 亜細亜大 ドラフト:2020年ドラフト1位 育成契約を経て支配下に復帰した平内龍太。復活の途上ではあるが、現役ドラフトの対象になる可能性もあるだろう。 神戸国際大学付属高校時代から注目を集め、プロ志望届を提出するも指名漏れを経験。亜細亜大学では最終年にリーグ戦で好投を連発し、2020年ドラフト1位で読売ジャイアンツ入りを掴んだ。 ルーキーイヤーはわずか3試合の登板に終わったが、翌2022年は53試合に登板し、4勝4敗13ホールド・防御率4.32を記録した。 同年オフに右肘のクリーニング手術を受けて育成契約になったものの、今年5月に支配下復帰。しかし、精彩を欠くピッチングも目立ち、11試合の登板に終わった。 かつてのドラフト1位右腕は、来季こそ完全復活を目指すこととなるが、現役ドラフトに出れば、他球団も注目の存在だろう。