チームによっては主力級? 巨人の現役ドラフト注目選手6人
北村拓己
投打:右投右打 身長/体重:181cm/90kg 生年月日:1995年8月29日 経歴:星稜高 – 亜細亜大 ドラフト:2017年ドラフト4位 長打力を期待されつつも、1軍定着に至っていない選手が北村拓己である。 北村は、星稜高校から亜細亜大学に進学。リーグ戦通算打率は3割を超え、大学日本代表にも選出されるなど実績を残してドラフト4位で読売ジャイアンツに入団した。 プロ入り後2年間は主にファームで経験を重ね、打率3割に迫る数字を残した北村。2020年にはプロ初本塁打を放つ働きを見せるなど、覚醒の兆しを見せていた。 しかし、翌年以降は打率が低迷し、出場機会も徐々に減少。今季は大量ビハインドの展開でマウンドに上がった場面は話題となったが、27試合出場で打率.206と低迷。一方で、2軍では68試合に出場し、打率.305、3本塁打と活躍を見せた。 門脇誠の台頭に、坂本勇人や岡本和真といった不動のメンバーがいる以上、内野のポジション争いは極めて激しい状況だけに、現役ドラフトでの放出も考えられるだろう。
若林晃弘
投打:右投両打 身長/体重:180cm/79kg 生年月日:1993年8月26日 経歴:桐蔭学園高 – 法政大 – JX-ENEOS ドラフト:2017年ドラフト6位 ユーティリティープレーヤーとして貴重な働きを見せていた若林晃弘も、近年は寂しい数字が並んでいる。 桐蔭学園から法政大学に進み、4年春に打率.390をマーク。確かなバッティング技術を見せると、JX-ENEOS(現・ENEOS)では社会人日本代表にも選出されるなど存在感を放ち、読売ジャイアンツへの入団が決定する。 即戦力として新人年からファーム打率.303の好成績を収めていた若林。翌年からは1軍に帯同し続け、代走や守備固めをメインに出場した。 しかし、2021年を境に出場機会が減少し続けており、今季はわずか21試合の出場。打率も.125と結果を残せなかった。 現在30歳と年齢的にも後がない立場であり、現役ドラフトの対象となる可能性も十分考えられるだろう。
ベースボールチャンネル編集部