【マイルCS】調教師が「キレッキレ!」ブレイディヴェーグ〝調子上向き〟の1か月半を追う
[GⅠマイルCS=2024年11月17日(日曜)3歳上、京都競馬場・芝外1600メートル] 「どんなふうに調子を上げてきたか」が分かると「好調」という2文字に現実味が帯びてくる。ブレイディヴェーグ(牝4・宮田)のこの1か月半を記者のメモを使い、順を追って見てみよう。 【10月4日】復帰戦となるGⅡ府中牝馬Sの1週前追い切りを消化。「まだいいころに比べると気持ちよく動けていない」(宮田調教師) こんな状態で府中牝馬を快勝。いわゆる反動も心配されるようなパターンだが、いったん放牧に出て戻ってきたところ…。 【11月6日】「いい状態で帰ってきて(帰厩)初日から前回よりキレッキレ。馬は明らかに一回使って動ける状態になっています」(宮田調教師) 反動どころから「キレッキレ」。しかも2日後、誰もが気になるマイルへの距離短縮についてこんなメモ。 【11月8日】「初のマイル戦でチャレンジの立場だが、前進気勢のベースが一段上がって来たのはマイルに行くうえでいい傾向」(宮田調教師) ムード良し。当然、今週の追い切りの動きもバッチリで、それは誰もが知るところだろうから、本紙は金曜日に最終調整を行っている美浦で宮田師を直撃。こう追記している。 【11月15日】美浦での最終調整を終えた宮田師は「今朝もすごくいい動き」 体調の矢印はずーっと右肩上がりなのがお分かりいただけたはず。初のマイルや初の前日輸送に対する不安なんて、吹き飛ばしてしまいそうだ。
東スポ競馬編集部