マネックス・広木氏が「来年は冴えない相場」と考えるワケ
今年は最高の相場環境だったが、来年は様相が大きく変わりそうだ。欧米で金融緩和が終了。グローバル景気はピークアウトし、日本企業の業績の伸びも大幅に鈍化する（写真：jaruncha ／ PIXTA）
年末のこの時期なので来年の相場展望を語ろうと思う。 結論から述べると、来年はぱっとしない、冴えない相場になりそうだ。理由はファンダメンタルズが悪化するからである。グローバル経済の成長率も減速するだろうし、日本企業の業績の伸びも今年度に比べて大幅に鈍化する。そこにアメリカの利上げが加わる。ECB（欧州中央銀行）も緩和終了に動く。
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広木 隆
