ライアン・ガルシア

　RIZIN　FFは16日、大みそかの格闘技イベント「RIZIN　DECADE」（さいたまスーパーアリーナ）で開催予定だったボクシングの元WBC世界ライト級暫定王者ライアン・ガルシア（26＝米国）と元K―1スーパーライト級王者・安保瑠輝也（29）のエキシビションマッチを延期すると発表した。 　ガルシアが練習中に手を負傷し、ドクターストップになったという。詳しい診断名は改めて発表される予定で、試合自体は2025年の春先に国内外での開催となる見込みだ。 　ガルシアは主催者を通じ「私は日本での今後のエキシビション試合に向けて熱心に準備し、ここ数週間、ダラスで一生懸命トレーニングしてきました。残念ながら、トレーニング中に手を負傷し、有名な専門医であるシン医師に診てもらうためにロサンゼルスに戻りました。シン医師は、試合を延期するよう私に勧めました。これは一時的な後退に過ぎず、試合の新しい日程をすぐに発表する予定です。ファン、FANMIO、RIZINに延期について心からお詫び申し上げます。私ほどがっかりしている人はいません」とコメントを出した。 　一方の安保は「本当に残念です。本当に残念ですが、ケガで動けないライアンを倒してもしょうがないので、早く治して万全の、100％のライアン・ガルシアで戻ってきてほしい」と気遣いつつも、「仮にこのまま大みそかにオレとやれていたとしても、どのみちオレにぶっ飛ばされて、ケガして病院送りになっただろうから、どうなってもお前は病院送りだったってことだな。病院に愛された男ライアンよ、しっかり療養してくれよ！　オレはいつだってOKだぜ！」とコメントした。