大健闘! J1初挑戦で輝く25歳以上の日本人選手(5)JFLから這い上がった! 主力の穴を完璧に埋めたMF
日本でトップレベルの選手が集うJ1リーグでは、今季もさまざまなニューフェイスが登場している。中にはJ2のクラブからやってきて、すぐにフィットしている選手もいる。今回は、J2クラブからの移籍でJ1に初挑戦している25歳オーバーの選手をピックアップして紹介する。※データは『transfermarkt』を参照。
MF:宮本英治(アルビレックス新潟) 生年月日:1998年8月3日(25歳) 前所属クラブ:いわきFC 2024リーグ戦成績:9試合0得点1アシスト 宮本英治は、2021年に当時JFLだったいわきFCに加入すると、同クラブの躍進に貢献した。2年目にJ3、3年目にJ2と、クラブとともに着実にステップアップし、今季からアルビレックス新潟に加入している。 新潟は、昨年12月にMF高宇洋がFC東京に移籍することを発表した。宮本が主力MFの穴を埋められるかはファンの間でも不安なところだったが、サガン鳥栖との開幕戦でアシストを記録して勝利に貢献すると、ボランチのレギュラーに定着。球際に強く、スタミナが豊富で、瞬く間に新潟のキーマンになった。 しかし、宮本は第11節・サンフレッチェ広島戦で左眼窩底骨折の重傷を負って手術を受けた影響で現在は離脱中。復帰には3カ月程度を要する見込みだ。 新潟は今季のJ1でここまで26失点しているが、そのうち半分にあたる13失点が宮本離脱後だ。その事実からも、宮本の存在がいかに大きかったかがうかがえる。
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