日比野菜緒はユアン・ユエに逆転負けを喫して8強入りならず [香港オープン/テニス]
日比野菜緒はユアン・ユエに逆転負けを喫して8強入りならず [香港オープン/テニス]
WTAツアー公式戦「香港テニス・オープン」(WTA250/中国・香港/10月28日~11月3日/賞金総額26万7082ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、日比野菜緒(ブラス)は第6シードのユアン・ユエ(中国)に6-4 5-7 2-6で逆転負けを喫した。 ~香港テニス・オープンで8強入りを決めた第6シードのユアン・ユエ選手~ ワンブレーク差で第1セットを先取した日比野は第2セットも5-3とリードしたが、そこから9ゲームを連取して形勢を逆転したユアンが2時間39分で勝利をもぎ取った。 同大会に6年ぶり3度目の出場となる29歳の日比野は、2016年と18年にシングルス本戦で1勝ずつをマーク。前回プレーした2018年は予選から3試合を勝ち上がり、2回戦でエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)に0-6 3-6で敗れていた。 この結果でユアンは、日比野との対戦成績を1勝1敗のタイに追いついた。両者は2020年1月にオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)の予選で一度顔を合わせており、日比野が3-6 6-1 6-1で勝っていた。 今大会での日比野は1回戦でラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のルー・ジアジン(中国)を6-7(4) 6-3 7-5で破り、同種目のツアー本戦で3月のインディアンウェルズ(WTA1000/ハードコート)以来となる勝ち星を挙げていた。 ユアンは準々決勝で、ソフィア・ケニン(アメリカ)とジェシカ・ポンシェ(フランス)の勝者と対戦する。 日比野はポンシェとのペアでダブルスにもエントリーしており、同日にワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したエウディス・チョン/ホン イ コディ・ウォン(ともに香港)に対する初戦を戦う予定になっている。
テニスマガジン編集部