トヨタの勝田貴元が総合3位に浮上 2年ぶり母国表彰台へ着々【WRCラリージャパン】
◇23日 世界ラリー選手権最終戦ラリージャパン第3日(愛知県豊田市など) トヨタの勝田貴元が3日目2つ目のステージとなるSS11で3番手タイムを刻み、総合3位に浮上した。同4位に後退したM―スポーツ・フォードのアドリアン・フルモー(フランス)とは0.4秒差。2年ぶりの母国表彰台を目指して慎重かつ大胆なアタックを続ける。 ◆勝田貴元、みそだるの回りを激走!【写真】 総合首位はヒョンデのオイット・タナク(エストニア)が守り、勝田とは2分1秒差の開きがある。2位はトヨタのエルフィン・エバンス(英国)がつけている。 SS12は安全上の理由で途中でキャンセルとなった。勝田はこのSSでハーフスピンしたが、「直線のイン側で何かに当たった。タイヤにグリップがあったので助かった。次のコーナーは路面が苔むしていたのでコースオフせずに済んだ」と胸をなで下ろした。 3日目は7カ所のSSで争われ、愛知県境を越えて岐阜県でも競技が行われる。最終日は24日。
中日スポーツ