ラッコ「メイ氏の名刺」返礼品に同封 鳥羽市ふるさと納税、期間限定
【鳥羽】三重県の鳥羽市は市の知名度向上を図るため、鳥羽水族館で飼育され、市のふるさと応援大使を務める雌のラッコ「メイ」の名刺を作成した。ふるさと納税で「宿泊観光周遊券」を返礼品に選び3万円以上の寄付をした人に対し、来年1月13日までの期間限定で「メイ氏の名刺」を同封する。 名刺のデザインは5種類で、うち4種類はかわいらしいしぐさや表情のメイの写真を採用。1種類は、一緒に飼育されている雌のラッコ「キラ」の名刺になっている。裏面には「メイ氏が好きそう」「メイ氏に食べてほしい」など、担当者が選んだ伊勢エビやアワビなど市のふるさと納税返礼品を掲載した。 対象の返礼品は宿泊観光周遊券で、1決済の寄付額3万円につき名刺1枚を同封する。上限5枚まで。1回の決済寄付額が15万円なら全種類の名刺が同封される。 市企画財政課の担当者は「名刺(メイ氏)をきっかけに鳥羽の知メイ度向上につながれば幸いです」と話していた。 問い合わせは同課=電話0599(25)1101へ。