「最初で最後です」引退間近の“国鉄型特急”京都で特別展示 「運転台独り占め」「転車台回転」も企画
381系を京都鉄道博物館に展示
京都鉄道博物館(京都市下京区)は2024年11月5日、国鉄型最後の定期特急列車に使われた381系電車を特別展示すると発表しました。 【ラッピング企画も】381系「初代スーパーくろしお色」の再現イメージを見る(画像) 同館は、JR西日本の営業線とつながった引き込み線を活用し、現役車両を展示しています。今回は、2024年度に引退を控えた381系電車が「最初で最後の機会」として登場します。 展示期間は、12月12日(木)から17日(火)まで。展示車両は、381系のクモハ381形・モハ380形・クロ381形と、クモヤ145形電車です。12~16日は、クモハとモハの車内を公開。12・13日は幕回しも予定しています。 また、12~16日は、クロ381形の運転台を4分間独り占めできる企画も用意。入館券に見学チケットとアクリルマグネットを付けて一般3100円、大学・高校生2900円、中学生・小学生2100円で販売します。 14・15日は乗務経験者による解説ツアー、最終日の17日は扇形車庫の転車台で381系を回す「ありがとうセレモニー」も実施予定です。 このほか特別展示に合わせて、381系や特急「やくも」などのグッズも販売されます。
乗りものニュース編集部