クリスマスの食卓を華やかに彩る「サバのリエット」 フランス料理を自宅でも ひなちゃんパパの家族レシピ
クリスマスはどんなごちそうを作ってお祝いしようか-。「お魚料理もいいわね」というママのリクエストで、江上料理学院副院長の江上佳奈美先生に相談をしてみました。 「それならフランス料理はいかが? お祝いの食卓を華やかに彩ること間違いなしよ」 ハードルが上がってしまった…と内心ハラハラしていたら、江上先生が持ってきたのはサバの切り身。 「これを使って、前菜で人気のリエットを作ってみましょう」 普通、リエットは豚肉をほぐして作ることが多いのですが、今日はサバを使って作ります。 まず、タマネギをバターで炒め、白ワインを加えて一煮立ちさせ、取り出しておきます。空いたフライパンでサバをこんがりと焼き、冷まして皮と骨を取り除きます。「できるだけ丁寧に。滑らかに仕上がるか、どうかはここがポイントなの」と江上先生。 材料をフードプロセッサーにかける前に、白ワインを加熱してアルコール分を飛ばす一手間を加えました。これで、ひなちゃんも一緒に楽しめます。 全ての材料をフードプロセッサーに入れて回転させると、みるみるうちに滑らかなペースト状になりました。 フランスパンやクラッカーを用意し、カラフルな粒コショウ、イタリアンパセリなどをトッピングすれば、クリスマスらしい一品に仕上がります。 口に運ぶと、クリーミーな風味が広がります。サバのくさみはなく、ほのかな香ばしさがアクセントに。ワインにも合います。前もって作っておき、聖なる夜は家族そろって、おいしい料理をゆっくりと楽しみたいですね。 材料・作りやすい分量 サバ(切り身)………400グラム タマネギ………40グラム 生クリーム、白ワイン………各大さじ4 塩、コショウ、バター、サラダ油 作り方 ❶タマネギは繊維を断つように横に薄切りにする。 ❷フライパンにバター5グラムを熱し、①を透き通るまで炒める。白ワイン大さじ2を加えて一煮立ちさせ、汁ごと取り出す。 ❸②のフライパンにバター5グラム、サラダ油小さじ2を熱し、サバを両面こんがりと焼いて中まで火を通す。冷ましてから皮、骨を取り除いて身をほぐす。