明大、ラスト猛攻も3点差及ばず 神鳥裕之監督「意地と意地がぶつかる試合だった」19度目の優勝届かず
◆ラグビー◇関東大学対抗戦 早大27―24明大(12月1日、国立競技場 観衆4万544人) 100回目の対決を迎えた早大―明大による伝統の早明戦は、早大が27―24で勝って対抗戦7勝目(勝ち点41)。2007年以来、17季ぶりの全勝優勝を決めた。明大は2敗目(同33)を喫し、対抗戦の順位は帝京大(同37)に次ぐ3位となった。 明大は後半38分、藤井達哉(2年)のトライで3点差に迫り最後も猛攻を仕掛けるが、早大インゴールを割れずにノーサイド。3点差で惜敗した。 神鳥裕之監督は、「意地と意地がぶつかる試合だった。100回目、勝たせてあげられなかったことは責任を感じる。今年のチームはどんどん強くなる。負けている方で言うのおかしいが、この敗戦を機に大きく成長すると期待をもたせてくれた。本当の勝負は大学選手権。勝ち抜いていきたい」と語った。 また、主将の木戸大士郎(4年)は、「ゲームは結果として負けたが収穫もあった。修正していかないといけない部分も見つかった。選手権奪還に向けて頑張っていく」と切り替えた。 明大は優勝に26点差以上をつけての勝ち点6獲得が必須条件だったが、実現ならず。4季ぶり19度目の優勝はならなかった。
報知新聞社