広島の九里投手(左)とオリックスの杉本選手(右)

◇プロ野球マイナビオールスターゲーム2023第2戦 　パ・リーグ選抜-セ・リーグ選抜（20日、マツダスタジアム) 【画像】ラオウが激走の“ランニング3ラン” オールスターゲーム第2戦は思わぬ形でスタートしました。 セ・リーグ先発は広島・九里亜蓮投手。普段はチームで主軸を打つ杉本裕太郎選手がパ・リーグの1番打者として打席に入ります。 この試合、最初のボールに対して、体重104キロの杉本選手がセーフティーバントの構えをみせると、九里投手が投じたボールは打者の背中を通過。これには杉本選手がマウンドへ詰め寄り、あわや乱闘…かと思われましたが、九里投手と熱い抱擁。初球から球場のファン、チームメートたちをおおいに沸かせました。 実は九里投手と杉本選手は1991年生まれの同い年。大学は同じ東都リーグ出身です。仲むつまじい姿を見せた対戦は2球目、インハイのストレートを打ち上げレフトフライ、九里投手に軍配が上がっています。 SNSでは「同級生二人による乱闘コント」「これがオールスターなんよ」「まさかこのコントのために1番起用されたとか」と2人の関係に注目が集まっています。