バスケ男子日本代表・トム・ホーバス監督、「うちの仕事は終わってない」続投会見で抱負「28年ロサンゼルス五輪でベスト8」
バスケットボール男子日本代表のトム・ホーバス監督(57)が5日、東京都内で会見し「2028年ロサンゼルス五輪でベスト8に入りたい」と目標を掲げた。10月25日に、引き続き男子日本代表を指揮すると発表されていた。 ホーバス監督は「うちの仕事は終わってない。ロスまで新しいチャレンジですけど、楽しみです」と笑みを浮かべた。パリ五輪後は一度日本に戻ってから、出身地の米国に帰国。「リラックスして過ごしていた。ビーチで過ごしたり、孫と遊んだり。1カ月くらいはバスケのことを考えてない」。米国からパリ五輪代表選手1人1人に電話をかけて、選手のモチベーションや近況について確認。自身も今後のイメージを膨らませて代表監督継続の意向を日本協会に伝えていた。 今後は11月21日に宇都宮市の日環アリーナ栃木で行われる2025年アジア・カップ予選、モンゴル戦で指揮を執る。続投が決まって最初の大会に向けて「目標は勝ちたい、うまくなりたい。今月の試合も勝ちたい。当たり前です。W杯はアジアで1位になったので、アジア・カップでも優勝したい」と語った。 米国出身のホーバス監督は、21年の東京五輪で日本女子を指揮して銀メダルを獲得し、同年秋に男子の監督に転身。昨年夏のW杯では3勝を挙げてアジア1位となり、48年ぶりとなる自力での五輪出場に導いた。パリ五輪では1次リーグ3戦全敗に終わったが、強豪フランス戦では大金星まであと一歩に迫るなど、チームの底上げに貢献していた。
中日スポーツ